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当院をご利用される方

救命救急センター

 救命救急センターには救急診療部門と集中治療部門があります。救急診療部門では、救急車搬送されてくる患者さんや救急外来を受診される患者さんの診療を行っています。重症脳卒中、急性心筋梗塞、多発外傷など重篤な救急患者さんは、ICUやCCUに入室してもらい集中治療部門で全身管理を行います。大手術を受けられる患者さんも、術後は集中治療室で厳密に経過観察します。
救急診療部門
 
救急車で搬送されてくる患者さんの診療を行います。   時間外や休日に救急外来を受診される患者さんの診療を行います。
集中治療部門
 
外科系内科系を問わず重篤な患者さんに対して、強力かつ集中的な治療とケアを行います。   心筋梗塞、急性心不全など重篤な心臓病患者さんの全身管理を行います。
     
   
ICUよりもやや重篤度が低い患者さんの全身管理を行う部屋で、ICUと一般病棟の中間に位置づけられています。    
重篤な救急患者さんの生命予後は、病気やけがの治療をいかに早く開始できるかにかかっています。このため、患者さんが救急車で搬送されてくる場合、直接医師が救急隊から情報を電話(PHS)で聞いて、すぐに初療室で患者さん受入の準備を始めます。病院や診療所から救急患者さんが転院搬送される場合も同様です。迅速に治療を開始できるように、検査やレントゲンなどすべての部門において救急患者さんを優先しています。救急患者さんが複数の場合は、緊急度と重症度の高い患者さんが優先されます。これらのことに対するご理解とご協力を地域の皆様にはお願いします。
高度救命医療
救命救急センターでは脳卒中、急性心筋梗塞などの重症救急患者さんに対し、高度な診断・治療用機器を用いて迅速で的確な救急診療を行っております。
急性 心筋梗塞の診断・治療用
循環器診断X線撮影装置
  脳卒中の診断・治療用
CT併用X線血管撮影装置
ヘリコプター搬送 (屋上ヘリポート)

 病院の屋上にはヘリポートがあり、過去には、郡上の山奥で転落された重症救急患者さんが、現場から10分でヘリコプター搬送され、着陸後5分で救急診療を開始しました。骨盤骨折と膝蓋骨骨折でした。また白鳥の病院で急性心筋梗塞と診断された重症救急患者さんが、その病院の近くから13分で当センターのヘリポートへ搬送されました。着陸後6分で救急診療を開始しました。お二人とも順調に回復されました。

連携診療
 緊急時の当センターへのホットラインは医師が受信しております。さらに、当センターへ救急車が到着するまでの間の救急救命士の救急患者さんへの対応がよりよくなりますように、メディカルコントロールをセンター医師が行っております。このような医師と救急救命士との絶妙な連携によりまして、最適な救急診療を行うようにしております。
センター病床の確保
 当センターにはICU8床(熱傷個室1床含む)、CCU3床、HCU12床の計23床の病床があります。
午後4時の時点で5床以上の病床を確保して、スタッフ一同の高度な技術で重症救急患者さんの治療がいつでもできるようにしております。このような工夫により、24時間365日中濃地域の住民の方々の生命を守り続けていくつもりです。

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