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放射線科

■業務内容
  放射線科とは、診療放射線技師がCT・MRI・超音波・核医学・血管撮像などの各種画像診断装置を安全に迅速かつ的確に使用し、診断・治療に役立つ画像をつくりだす部門です。
医療機器および装置の保守管理に注意をはらい、検査時間も極力短い時間で終われるよう努力しております。
また、スタッフ各個人が責任をもてるように、各種認定資格の取得に努めています。
検査等、ご不明な点がありましたら、お気軽にお尋ねください。
   
  資格取得一覧(平成26年3月1日現在)
・第1種放射線取扱主任者(文部科学省):1名
・検診マンモグラフィ撮影認定技師(マンモグラフィ検診精度管理中央機構):6名
・胃がん検診専門技師(日本消化器がん検診精度管理評価機構):6名
・X線CT認定技師(日本X線CT専門技師認定機構):3名
・肺がんCT検診認定技師(肺がんCT検診認定機構):2名
・PET認定技師(日本核医学会):2名
■機器の紹介

一般撮影(レントゲン)

 頭部・胸部・腹部・全身の骨などの撮影をいたします。
一般撮影は単純撮影を中心に頻度高く行われます。
デジタル化され、放射線被曝の軽減に努めております。
肺炎等の肺疾患、腎結石、骨折等を調べます。


  ▲橈骨・尺骨骨折

  ▲歯突起骨折

  ▲鎖骨骨折

  ▲踵骨骨折

  ▲肺がん
■X線・TV撮影

食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、胆嚢などの造影撮影をいたします。
バリウムなどの造影剤を用い、X線透視により人体の内部をリアルタイムに観察します。
FPD搭載のX線TVを用いて検査を行っております。

  ▲踵骨骨折

  ▲脊髄造影
■X線CT

2台のマルチスライスCT(64列、16列)にて検査を行っております。
CTはX線管と検出器が体の周りを360°回転しコンピュータ処理により画像を作成します。
頭部・胸部・腹部など全身の撮影が可能で、心臓(冠動脈)などの撮像も可能です。
広範囲を短時間で撮影できるようになり、患者さんの負担が少なくなりました。輪切りの断面だけでなく、任意断面像や三次元画像の表示も可能になりました。(息止め時間、胸部:10秒、腹部骨盤部:15秒、心臓:10秒)

単純撮影法(造影剤なし)、造影撮影法(造影剤注入)の他、診断目的に合った最適な方法で検査できるようになりました。
X線自動露出機構(AEC)を使用し、患者様の体格に合わせ、X線を過不足なく診断に必要な最低限の線量で検査しています。

  ▲くも膜下出血

  ▲肺腫瘍

  ▲冠動脈狭窄

  ▲大動脈解離

  ▲肝腫瘍

■MRI(磁気共鳴画像)

MRI(磁気共鳴画像)
2台のMR装置(1.5テスラ)にて検査を行っております。
X線撮影(単純撮影・CT)では描画できない脳・脊髄・椎間板・筋肉・腱などが撮像できます。さらに人体のあらゆる角度の断面像が得られます。
MRIとは、強い磁石と電波を使用し人体内部の構造を鮮明に見ることの出来る装置で、超伝導磁石と高性能コンピューターを用いた医用画像診断装置です。
頭部領域の疾患や整形外科領域、腹部領域、循環領域など全身の各部位の診断ができます。

 

MRI検査の特徴
急性期の脳梗塞を撮影することが出来ます。
造影剤を使用しないで血管の画像が撮像できます。(できない部位もあり)
X線を使用しません(X線被ばくがありません)。
任意の角度で撮影できます。
血流情報を撮影できます。
軟部組織のコントラスト(白黒)に優れています。
MRIの短所
狭いところに入って検査します。
大きな音がします。
検査時間が長くなります。
心臓ペースメーカーなどの埋め込み式精密機器を使用されている方は検査できません。

 

  

▲急性期脳梗塞

  

▲椎間板ヘルニア

  

▲乳腺腫瘍

  

▲乳腺腫瘍

■乳腺撮影(マンモグラフィ)
早期乳癌の発見を目的とし、軟部組織である乳房乳腺を単純X線撮影することにより乳房乳腺の「しこり」を撮影します。
マンモグラフィ検診精度管理中央機構により認定された検診マンモグラフィ撮影認定放射線技師により適正にかつ正確な撮像を行っております。
■血管造影(DSA:デジタルサブトラクションアンギオグラフィー、IVR-CT)
血管の中に造影剤を注入して脳、心臓、肝・胆道・膵、腎、四肢などの血管を造影診断、治療します。 心臓を中心とし検査を行う装置と腹部を中心とした検査をおこなう装置(IVR-CT)にて検査、治療をおこなっております

  

▲IVR-CT

  

▲肝臓損傷(出血)

  

▲心臓用アンギオ装置

  

▲冠動脈狭窄 治療前

  

▲冠動脈狭窄 治療後

■骨密度測定

骨カルシウム含有度を測定します。 骨粗しょう症などでは年を取ると共に骨密度が減少し骨がもろくなり、骨折しやすくなります。

■結石破砕

腎臓・尿管・膀胱・尿道などにある結石を「尿路結石」といいます。なかでも尿管結石は頻度が高く、再発が多いことで知られており、再発率は30~40%程度と報告されています。尿路結石は小さなものなら自然排石も期待できますが、自排困難なものは手術的治療を行うことになります。 体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)は、結石を細かく砕く装置です。

■マンモトーム
 

マンモトーム生検は、マンモグラフィや超音波で乳癌と疑わしい病変が細胞診や他の検査で診断がつかない場合、良性か悪性かを診断する検査です。  ステレオガイド下か、超音波ガイド下に乳房内に針を刺して組織を採取します。


ステレオガイド下マンモトーム生検の適応
[1]悪性の可能性のある石灰化 (カテゴリー4など)
[2]明らかに悪性と考えられるが組織診断を必要とする石灰化 (カテゴリー5)
[3]良性と考えられるが組織診断を必要とする石灰化 (カテゴリー3の一部など)
[4]石灰化以外の悪性を疑う病変(腫瘤、構築の乱れなどの超音波で描出できないもの)で組織診断を必要とする場合
■放射線治療

放射線治療は一般に直線加速器(リニアック)から発生する高エネルギーX線や電子線を用いて、がん細胞内の遺伝子(DNA)にダメージを与え、がん細胞を安全かつ効果的に治療する方法です。病巣を多方向から正確に照射できるようになり、腫瘍周囲の正常組織への線量を減らすことが可能です。
当院の装置は、OBI(on board imaging)が搭載されており、画像を撮影することで3次元的に位置照合を行う画像誘導放射線治療(IGRT)が可能であるため、病変部に対してより高精度放射線治療を行うことができます。
また通常の分割照射では入室から退室まで約5~10分程度で治療が終わります。

■超音波検査

体の表面から人の耳には聞こえない超音波を当て、体内の組織にぶつかってはね返ってきたエコーを画像に映し出す検査で、エコー検査とも呼ばれます。痛みはほとんどありません。ゼリーを塗布し、プローブ(探触子)を当て左右上下に移動させながら、各臓器を観察します。検査中は良好な画像が描出できるように仰向けや左側臥位、右側臥位などの体位変更を行うことがあります。放射線の問題もなく、繰り返し行うことができる検査です。 頸部、乳腺、腹部、などほぼ全身を観察することが可能です。 頸部では甲状腺などの臓器と頸動脈の検査があります。 甲状腺、耳下腺、顎下腺等の大きさや、ガンなどの腫瘍がないか調べます。 頚動脈は脳に血液を送る重要な動脈です動脈硬化の評価や脳梗塞の原因となる血栓の存在などについて調べます。 乳腺では、乳がん、乳腺症などを調べます。(女性の診療放射線技師により行います) 腹部では肝臓、膵臓、腎臓、脾臓、胆嚢、膀胱の実質臓器と胃・大腸などの消化管などを見ます。脂肪肝や胆石、腎結石、ガンなどの病気を調べます。

▲乳腺腫瘍 ▲肝臓腫瘍

 

■RI(核医学検査)

RI検査(核医学検査)は、ごく微量の放射性物質(ラジオアイソトープ:RI)を含む薬を用いて病気を診断する検査です。この放射性医薬品を注射、吸入などにより体内に取り込みます。体内に取り込まれると、特定の臓器(骨や腫瘍など)に集まりそこから放出される放射線(γ線)をガンマカメラで測定し、その分布を画像化します。
この検査の特徴は臓器の位置や大きさの他に機能が分かるというところです。

検査の種類
心筋血流シンチ 脳血流シンチ 骨シンチ 甲状腺シンチ 腫瘍シンチなど

▲骨シンチ
 

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