基幹プログラム
プログラム責任者 総合診療科では、日常的な疾患に対する質の高い診療を行うだけでなく、患者さんを全人的に捉えていく視点が重要となります。そのためには「予防医学」や「公衆衛生」に及ぶ幅広い知識と経験が求められます。当プログラムでは、市街地に位置する当院を中心に近隣の中規模病院や山間部の無床診療所などの特徴の異なる施設と連携することで、豊富な疾患群と患者数をベースとした最高の研修環境をご提供できるものと自負しております。
3年間の研修期間中に診療所・中小病院における総合診療専門研修Ⅰ(※)と病院総合診療部門における総合診療専門研修Ⅱをそれぞれ6ヶ月以上、合計で18ヶ月以上行います。その他、必須領域別研修として内科12ヶ月以上、小児科3ヶ月以上、救急科3ヶ月以上行います。また、専攻医の希望に応じて余った期間に外科・整形外科・産婦人科・精神科・皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科などの研修を選択することも可能です。 このように一人の患者に対し様々な角度からアプローチする力を身につけることで、①内科外来診断②入院治療③訪問診療や看取り④簡単な外科的処置といった全人的な医療のできる守備範囲の広い総合医の育成を目指します。 [連携施設]
※その他の領域別研修(選択)については、同時研修を行った場合に可能
3名
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岐阜県関市の山間へき地、武儀・上之保地区に位置する地域唯一のへき地診療所です。地域住民のかかりつけ医として、乳幼児から終末期の在宅医療まで、科を問わない幅広い診療を行っています。乳幼児健診、特定健診などの各種健診、予防接種や健康教育をはじめとする予防医療、学校医、産業医活動などの地域保健活動、高齢者のみならずあらゆる世代への地域包括ケアと、幅広い保健・福祉・医療の活動に取り組んでいます。
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