中濃厚生病院

基幹プログラム

内科
あいさつ

プログラム責任者 白木 亮

 日々忙しく、与えられたdutyをこなすだけといった研修ではなく、主体的に患者さんに関わることを通して、患者さんと感動のやりとりができる医師に育ってもらいたいと思います。患者さんの初診・入院から退院・通院までを、一貫して主治医として関わる体制を作りましたので、責任を持って患者さんときちんと向き合う姿勢で積極的に研修してもらえれば、きっと医師となった喜びや達成感を感じられるものと思います。一緒に頑張りましょう。

 


プログラム概要

 高度なgeneralistを目指す専攻医と、まだ将来目指したいsubspecialtyが決まっていない専攻医のための基本コース、将来目指すsubspecialtyが決まっており、早くからsubspecialty研修も並行して行いたい専攻医のためのサブスペシャリティ重点コースがあります。事前に専攻医の希望を聞き、専攻医と相談しながらオリジナルのプログラムを作ります。基幹施設での研修は原則2年間で、この間に修了認定に最低必要な56疾患群160症例を経験出来るようにします。残り1年間を専攻医の希望する連携施設で研修を行います。


〔連携施設〕岐阜大学附属病院/※1岐阜県総合医療センター/岐阜市民病院/※2久美愛厚生病院/※2岐北厚生病院/※2西美濃厚生病院/※2東濃厚生病院/※2揖斐厚生病院/※1関中央病院/※1市立美濃病院/郡上市民病院/下呂温泉病院/金山病院/岐阜県北西部地域医療センター/津保川診療所
※1 中濃厚生病院と近い距離にある研修施設であるため、引越しをせずに研修を進めることができます。
※2 JA岐阜厚生連グループの病院であり、給与形態等の待遇が中濃厚生病院と同じになります。また、昇給についても引き継ぐことが可能です。

 

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年目 消化器 神経・血液 循環器 救急
2年目 内分泌・代謝・腎臓 呼吸器・膠原病
・アレルギー
サブスペシャリティ
中濃厚生病院
3年目 サブスペシャリティ
連携施設より選択
地域医療
連携施設より選択


内容
1年目

■総合内科・各ローテーション科の初診外来、各人固有の再診外来、4-6コマ/月の日当直、1回/週程度の平日時間外の救急外来
JMECC受講、30疾患群・90症例以上の登録、15編以上の病歴要約登録

 

2年目

■総合内科・各ローテンション科初診外来、各人固有の再診外来、4-6コマ/月の日当直、1回/週程度の平日時間外の救急外来
計60疾患群・180症例以上の登録、計29編の病歴要約登録

3年目

計70疾患群200症例の経験、地域医療の経験

 

 

募集定員

5名

 

 

当院の研修で取得可能(各学会の認定研修施設)な サブスぺシャルティ領域専門医(内科系)


消化器病専門医:内視鏡検査は年間約6000例。消化器病センター・光学医療診療部があり、各種内視鏡治療から薬物療法まで経験できます。
肝臓病専門医:アンギオCT室、ナビゲーションシステム完備超音波装置あり、先端の肝癌治療が可能です。岐阜県肝炎診療専門医療機関です。
循環器病専門医:年間約600件のカテーテル検査と200件余の心血管インターベンション治療。心エコーや心臓リハビリの認定取得も可能です。
呼吸器病専門医:悪性腫瘍・感染症からアレルギー・自己免疫疾患まで経験できます。超音波気管支鏡下経気管支リンパ節穿刺法やFeNO、モストグラフ、さらに気管支サーモプラスティなど最先端の検査・治療が可能です。症例数も豊富です。
内分泌代謝科専門医:低Na血症、甲状腺クリーゼ、副腎クリーゼなど意識障害患者への対応を始め、内分泌専門医を取得するための知識・技術を修得します。    
糖尿病専門医:ICUを始め全ての診療科より依頼される糖尿病患者の血糖管理や、ケトアシドーシス・高血糖抗浸透圧症候群・低血糖昏睡などの救急を学べます。
血液病専門医:クラス1のクリーンルームが3床あります。血球成分分離装置Optiaもあり、自己末梢血幹細胞移植を含む各種化学療法を施行しています。
がん薬物療法専門医:多くのがん症例があり、がん薬物療法の専門医・指導医が2名います。外来化学療法室も16床あり、緩和ケア病棟も20床あります。

入院症例数

消化器内科 2,208例
循環器内科 1,119例
呼吸器内科 681例
内分泌・糖尿病内科 365例
神経内科 204例
血液内科 293例
腎臓内科 221例

 

指導医数(基幹施設)

消化器内科 11名
循環器内科 5名
呼吸器内科 4名
内分泌・糖尿病内科 2名
神経内科 1名
血液内科 1名

 

プログラム内容

プログラム名 基幹施設名 内容
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