薬剤科

医療チームの一員として、質の高い薬物療法を提供します

医療が高度化していく中で、医療を取り巻く環境は日々変化し、薬物療法が複雑になっています。
薬剤部では、「薬の専門家」として、医師・看護師をはじめとする医療スタッフと連携し、医薬品適正使用の推進や医療安全対策に積極的に関与することで薬物療法の適正化に貢献するとともに、がん化学療法や抗菌薬適正使用に関して薬剤師の専門性を発揮した、より質の高い安全・安心・納得の医療を提供することを目指しています。

概要・特色

基本理念

医薬品の適正使用を推進し、安全で質の高い医療を提供する。

基本方針

  1. 医薬品の適正使用を尊守する。
  2. チーム医療へ参加し、薬剤管理指導業務を推進する。
  3. 根拠に基づいた医薬品情報を提供する。
  4. 常に自己研鑚に励み、技術、知識の向上に努める。

医療体制

人員(2025年4月現在)

薬剤師:16名
医療助手:7名

業務内容

服薬指導業務

1.病棟関連業務
当院では病棟に担当薬剤師を配置しています。
入院患者さんのベッドサイドにお伺いして、入院患者さんの持参薬及び服薬状況等の確認し、使用する医薬品の投与量の確認等を行い、医薬品の服薬指導を行うとともに、相互作用や副作用等の状況把握を行っています。より最適な医薬品の使用のための処方提案なども積極的に行っています。
また、がん化学療法、栄養サポート、緩和ケア、感染制御、糖尿病、医療安全など様々な医療チームに薬剤師が参画しており、薬の専門家として医師や看護師、他のコメディカルスタッフと協力し、より安全で効果的な薬物療法を患者さんへ提供するため、薬剤部全体でチーム医療に取り組んでいます。

2.化学療法業務
抗がん剤を投与する患者さんに対して、医薬品の説明、投与スケジュール、想定される副作用の初期症状と発現時期等について薬剤師による指導を実施しています。外来化学療法実施当日には、診察前に患者さんの服薬状況、副作用の有無や程度などを確認する面談を行います。薬剤師は、面談で知り得た情報を医師にフィードバックするとともに、支持療法薬の処方提案などを行っています。

3.入院サポートセンター業務
手術を予定されている患者さんが服用されている薬を、入院前に薬剤師が面談を行い確認しています。出血が予想される手術・検査や造影剤を使用する検査等の場合は、服用のお休みを必要とする薬がありますので、お休みする薬剤・日時を直接外来で説明しています。

調剤業務

主に入院処方の調剤を行っています。患者様の服用しやすいように粉砕や一包化を行ったりします。医師の処方した薬の量や飲み方が適正か、検査結果とも照合し問題ないか確認し、調剤を行っています。

院内製剤業務

薬物治療において、市販されている薬では効果が得られない場合、市販されている剤形では治療に使用できない場合などに、治療のニーズにあわせ、安全性と有用性を検討し、薬(院内製剤)を調製しています。主なものとして点耳液・軟膏・坐薬があります。

注射調剤業務

注射薬自動払出システムにより、入院患者様への注射薬調剤を行っています。各薬品を取り揃え後に配合変化・相互作用などが適正かどうか薬剤師が鑑査します。
高カロリー輸液の調製は事前に患者さんにとって適切な組成かどうかのチェックを行った後、クリーンベンチ内で無菌的に調製しています。

抗がん剤調製業務

抗がん剤調製は、安全キャビネットを用いて、正確かつ安全に抗がん剤を調製しています。調製だけではなく患者様が安心して治療を受けられるように抗がん剤の治療計画(レジメン)の管理や副作用を軽減する処方提案、検査値などの確認を行っています。

医薬品情報業務

厚生労働省や医薬品医療機器総合機構(PMDA)などから情報収集、分析、管理を行い、院内医薬品集の作成やDIニュースの発行を行うことで、病院職員に情報提供し、薬剤の適正使用を推進しています。

TDM業務

同じ容量の薬物を使用しても血液中の薬物濃度は人によって異なることあります。安全濃度域の狭い薬物については血中濃度をモニタリングし、有効血中濃度になるよう個別化した投与設計を提案しています。

実習生の受け入れ

6年制の薬学部教育において、大学5年次に行われる病院実務実習の受け入れを行っています。当院は総合病院であり、様々な診旅科で使用される薬を取り扱っていますので、がんや心疾患等、他の代表的な疾患や治療薬について学ぶことができます。薬学教育モデル・コアカリキュラムに基づく実務実習を行い、また特定の患者の治療に薬剤師として介入を行い、経過をまとめ、症例発表を行うことにより臨床的な知識を身に付けることができます。

薬薬連携

薬剤情報提供書

トレーシングレポート(一般薬)

服薬情報提供書

トレーシングレポート(化学療法用)

分類別Grade(グレード)評価表

学生の方へ

中濃厚生病院薬剤科では薬学生の方を対象に施設見学の受け入れをしています。興味のある方はお問い合わせください。

診療についてのお問い合わせ

中濃厚生病院 企画総務課
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