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あいさつ
血液内科部長 兼村信宏
血液疾患には造血器腫瘍や貧血、血小板減少症など多岐にわたり、造血器腫瘍の治療の中心は化学療法になります。化学療法のスペシャリストになりたいという希望がある方には、血液内科は最適の診療科といえます。悪性リンパ腫などの造血器腫瘍は、骨髄やリンパ節に限らず全身に病変をきたします。血液内科医は必然的に全身の臓器を診る力を養う必要がありまし、自然とそういう力を身につけることが出来ると思います。当院には無菌室を3床（個室）有しており、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の患者さんに対して自己末梢血幹細胞移植も行っています。また、日本血液学会や日本臨床腫瘍学会の認定研修施設にも指定されており、専門医取得も問題なく行うことができます。
取得可能な資格
内科認定医、総合内科専門医、日本血液学会血液専門医、がん薬物療法専門医、日本輸血・細胞治療学会認定医
診療内容
| 専門分野： |
血液疾患全般 |
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| 紹介希望疾患： |
悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形性症候群、急性白血病 |
経験目標と内容
| 目標： |
血球異常の原因診断、治療ができる
骨髄穿刺、骨髄生検、中心静脈確保などの手技を確実に行う
自己末梢血幹細胞採取、および移植療法を安全に行う
造血器悪性腫瘍全般の化学療法を適切に行う |
学術・研究
日本血液学会、日本輸血・細胞治療学会、日本造血細胞移植学会への参加
年1回以上の全国総会での演題発表
当科のウリ ここがオススメ！！
当院に血液内科が開設されて2年足らずですが、確実に患者数は増加しています。
幹細胞採取のための機器も一通り完備しました。現在は自己末梢血幹細胞移植までしか行っていませんが、この先スタッフが増えれば同種造血幹細胞移植（骨髄移植、臍帯血移植）を行うことも可能です。すなわち当科での研修では、スタッフとしての即戦力が期待されます。
後期研修に来ていただければ、あなたが診療現場の中心となって活躍できると思います。
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